Cultural Values Creation

景観事業や教育事業、レクリエーションやコミュニケーションなどの交流事業が対象。
人々の賑わいと多様な価値を持つビジネスパークを色づける事業。

  • <V.I/ビジュアル・アイデンティティー>

    景観整備を進めるにあたっては、全体として統合された個性をアピールするためC.I(コーポレート・アイデンティティー)計画、とりわけV.I(ビジュアル・アイデンティティー)を重視しながら進めています。そのため、V.I展開の中核となる問屋町ロゴマークを新たに制定。このロゴマークを中心に統合されたデザインをゲートサインや共同倉庫シャッター、共同駐車場看板、名刺、封筒などに積極的に活用しています。これらV.I重視したイメージ戦略により、他地域との差別化とブランディングを図り、施設の充実だけに留まらず、人を引きつけ、そこで活動したくなるような街づくりを目指しています。

    第9回ふるさとあおもり景観賞(青森県)において、屋外広告物部門、地域づくり活動部門の2つの部門で最優秀賞を受賞しました。

  • <問屋町緑のボランティア隊>

    問屋町緑のボランティア隊は、自分たちの街を自分たちで綺麗にするため組合員従業員で組織され、、団地内の緑地への花苗植栽や街路樹の下枝刈払い、歩道の除草作業を行っています。近年では子供と一緒に参加する隊員も増え、家族で気軽に取り組めるボランティア活動として定着しています。

  • <問屋町花いっぱいプロジェクト>

    花がある癒し空間を作り出す問屋町花いっぱいプロジェクト。街路樹桝や中央分離帯等への芝桜やラベンダー、ハーブ等の植栽に加え、毎年春には花の種無料配布も実施しています。コストを抑えるために多年草を使用しながら、花の種類を使い分けることにより、春から秋まで色彩が楽しめるような工夫も行っています。また問屋町大通りには2017年度から問屋町フラワーボックスを随所に設置し、より花を身近に感じられる空間を演出しています。


当スクールは、それまで青森になかった常設の企業教育研修機関で、卸団地がこのような研修機関を独自に運営するのは、全国では高崎卸商社街(協)につぎ2番目であり、東北では初です。

組織の基礎となる初級から中級レベルをターゲットに、階層別、営業、流通、会計・総務、自己啓発の豊富な研修メニューと計画的なカリキュラムで、中小企業の組織の活性化や人材の定着、効率的なスキルアップにより、企業力向上のキーとなる人づくりを支援します。

また、受講者を組合員企業だけに限定せず、青森市内外の一般企業や個人にも広く開放います。そのため、多くの企業に常設の人材教育施設として利用いただいています。


組合員従業員を対象としたレクリエーションで最も人気が高い企画は、問屋町納涼パーティーです。会を重ねるごとに交流の輪が広がり、現在では毎年400名を超える組合員従業員が参加する一大イベントとなっています。その他、一番古くから行われているボウリング大会をはじめ、休日に家族同伴で気軽に参加できるハイキングやフルーツバイキング、日頃の感謝を伝える手作りフラワーアレンジメントや合同厄払いなど、組合員企業の福利厚生事業の一環として、共同化のメリットを発揮して幅広く取り組んでいます。


卸団地の企業間交流には2つの任意団体が活躍しています。一つは地元企業の経営者及び経営幹部が集う青森問屋町経営同友会、もう一つは県外企業の支店・営業所の責任者が集う問屋町支店長・所長連絡会です。それぞれ定期的に交流会を開催し情報交換を行っていくことで、会員同士の交流が活発になるだけではなく、新たなアイディアやビジネスでの連携、組合事業への積極的な参加にもつながる好循環を生み出しています。

組合員の情報交換や連携を強化する場づくりも行っています。組合員昼食会では行政や補助事業の案内だけではなく組合員の取扱商品の紹介等も行い、組合員同士の情報交流を促しているほか、若手従業員親睦交流会では同世代が気軽に集まり名刺を交換できるような機会も提供しています。

  • 各委員会活動(全組合員対象)

    (1)常任委員会⇒事業委員会、企画情報委員会、労務対策委員会、環境対策委員会

    (2)特別委員会⇒景観推進管理委員会、問屋町ビジネススクール運営委員会、SDGs推進委員会

  • 外郭団体活動

    (1)青森交通安全協会問屋町支部
    1973年に設立され、組合員及び周辺企業約140社で構成。
    安心・安全な街づくりを目指し、問屋町の交通事故防止に寄与する活動を行う。

    (2)青森問屋町経営同友会
    1980年に発足し、組合員の若手経営者および後継者による異業種交流会。

    (3)問屋町支店長・所長連絡会
    2008年に組合員の支店長・所長の交流会として設立。

    (4)問屋町緑のボランティア隊
    2006年に問屋町の景観美化向上を目的に設立。組合員従業員が自主的に参加・活動。
    年4回、日曜日の午前中に花苗植栽、街路樹剪定、歩道除草などを行う。

    (5)問屋町従業員モニター会議
    労務対策事業に組合員従業員の意見を反映させるべく、2004年に結成。
    各種レクリエーション企業の企画・運営を担当。

  • 組合員昼食会

    ビジネスマッチングや情報提供を目的に、組合員事業(商品・サービス情報)を他の組合員へ紹介すべく年2、3回開催。


組合員への福利厚生として問屋町交流ストアを運営しています。特価食料品の販売や組合員取り扱い商品のPR、地元の旬の野菜や果物、手作り弁当等の販売を行うほか、手作り雑貨等のクラフトコーナー、不要品のリサイクルコーナーや休憩スペースも設けられ、コミュニティスペースとしても活用されています。

また、プロテオグリカン配合の化粧品やりんご酢などを販売するアレッラPG問屋町店も併設しています。

そのほか、SDGs推進を図るため、SDGsバッジやフェアトレード商品の販売も行っています。


大星神社は、延暦十一(792)年に草創された青森県内で最も古い神社の一つとされる由緒ある神社です。社殿は、坂上田村麻呂将軍が東夷征討の延暦二十年に再興されたとされ、当時は妙見宮と呼ばれていました。その後、外ヶ浜の古社として津軽藩初代藩主津軽為信公が再建しました。現在の本殿は、文化五(1808)年に津軽藩9代藩主津軽寧親公が、蝦夷地警備の祈願所として構築されたもので、その社格は藩の最高ランクとされました。

ねぶた祭りの諸説ある起源の一つの神社でもあり、その伝説の中にも出てくる木造舞楽面・能面は青森県重宝文化財となっています。

境内に植樹されているシダレザクラは、樹齢400年以上の古木。江戸時代に神社境内整備の一環として弘前城から桜樹を移植したとされています。春の花見シーズンには夜間ライトアップも行われ、青森市民の憩いの場ともなっています。約1200年前に蝦夷鎮護の祈願所としてまつられた大星神社は、卸団地の氏神様として、問屋町を優しく見守っています。


青森県の観光名所や文化、祭などがかるたの句になっている青森が主人公のかるたです。各句にはわかりやすい解説もついており、全52句すべてを読めば、こどもからお年寄りまで、楽しみながら郷土青森のことがよくわかっていただけるかと思います。このすばらしい『みちのく歌留多』が青森に根付くよう期待し、ここに掲載いたしました。