問屋町SDGs宣言(組合員企業の取り組み)
SDGs Declaration of Tonyamachi
SDGsに対する機運を向上させるため「問屋町SDGs宣言」制度を創設しました。宣言するには企業としてSDGsのどれにどう取り組むのかを決めてもらうだけとし、まずは取り組みのスタートを促しています。宣言した企業には、組合が「宣言書」を作成して進呈するほか、組合ホームページへの掲載や必要に応じて取り組みのサポートも行っていきます。
問屋町SDGs宣言はいつでもお申込み可能ですので、下記申込書に必要事項をご記入の上、事務局までFAXにてお申込みください。
SDGs17ゴールの目標達成に向けた、組合員企業の取り組みを事例とともに紹介します。
1.取り組んだきっかけ
経済産業省のZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)担当の方とお会いする機会が有り、その方からSDGsのバッジを頂いたことに始まります。
そこから、SDGsについて独自に調べたところ、当社の事業そのものがSDGsの目標にマッチしているということを知りました。また「誰も置き去りにしない」という理念に共感したことから、弊社でも何か出来ることが無いだろうか、弊社が出来ることとして、まずこの問屋町からSDGsの認知度を高め、普及させていきたいという考えに至りました。
2.取り組み内容
(1)自社事業を通した取り組み
当社の事業は、地下水熱を利用した省エネ・エコ装置の開発と施工です。
具体的には、地下水熱を利用した融雪・冷暖房・給湯・冷凍冷熱・空調設備の開発と施工を行っております。
(2)視覚的普及活動
a.SDGsのアイコンをパンフレットなどの発行物に掲載
b.社員のSDGsバッジ着用
c.会社入口にSDGsの旗、看板を設置
d.SDGs17のゴールをシャッターマーキング実施
e.社用車にSDGsステッカー貼付
(3)社会貢献活動
a.ペットボトルキャップの回収・分別を通じて、世界の子供たちへのワクチン支援
b.NPO法人「カタリバ」、国境なき医師団、日本赤十字社、グッドネイバーズ・ジャパンへの支援
3.取り組んだことによる効果・感想
SDGsのロゴ看板、旗、パンフレットを作成、新聞社への広告掲載などにより、社内外に対してSDGsの視覚的普及を行ったところ、その効果として自治体や他企業様との情報交換の機会を得ることができ、以下の新たな取り組みを進めることになりました。
1.取り組んだきっかけ
リコーグループは、以前よりグローバル企業として環境問題やリサイクルへの取組をしていたこともあり、必然的に全社の方針とリンクした事業活動に進化し、各地域で具体的な目標を策定しました。
2.取り組んだことによる効果・感想
目標達成に向けて取り組んだことにより、社員が「何のために働くか」、「自分の仕事がどんなことに繋がるのか」という意識が芽生え、職務を通じてSDGsに関わることを伝える気持ちを持ち、一緒にSDGsの目標達成に向けゴールを目指すことを牽引する使命感を持つことに繋がりました。こうした社員の「あり方」が地域から評価されるようになり、顧客からも学生からも「選ばれる会社」になってきました。
1.取り組んだきっかけ
日本生協連は、2018年6月15日に開催された、第68回日本生協連通常総会にて「コープSDGs行動宣言」を採択しました。日本の生協は、「生協の21世紀理念(1997年総会決定)」のもと、助け合いの組織として、誰もが笑顔でくらすことができ、持続可能な社会の実現をめざし、様々な取り組みを進めてきました。誰も取り残さないというSDGsのめざすものは、協同組合の理念と重なり合っています。
コープあおもりでは上記を受けて、これまで取り組んできた事業や活動が、SDGsのめざすものに通じること、また取り組みを17の目標と重ね合わせ、まずは知ることから取り組みを開始しました。
2.取り組み内容
「SDGs(エスディージーズ)ってなに?」
聞きなれないSDGsという言葉だったので、組合員と職員は、学習活動を通じて内容を深めていきました。特に2019年「2月のつどい」では、県内6地域(青森、弘前、八戸、むつ、五所川原、十和田)の各地域でCOOP商品を通して身近にある「エシカル消費」「SDGs」の学習を行いました。
※つどいとは…小中学校区や町村などの単位で、地域の組合員が参加して開催する集まりです。生協の事業や活動を話題に、学習や交流を行います。
3.取り組んだことによる効果・感想
学習を進めていくと、組合員からは、『今まで生協が取り組んできた事業や活動は「SDGs(持続可能な開発目標)」のビジョンと重なるものが多く、手が届かないような大きな目標ではなく身近な目標ではないか』という感想が多数寄せられました。
また、一人ひとりが自分事と捉えて日々の生活や意識を変えることにより、小さな積み重ねが、SDGsにつながっていることを効果として実感してもらえたと感じています。